会社で電話を取るのが苦手、という方の中には、その先にある「メモを残す」ことが不安だ
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、私の友人でも字が汚いのを見られたくないからメモを残すのが不安だ…
と言っている人がいました。
今回ご紹介するのは、クセ字を直して今よりも文字のバランスをランクアップさせる
ちょっとしたコツです。
1.美文字王子が教える「青山メソッド」
美文字王子との異名も持つ書家の青山浩之氏の「青山メソッド」を
参考にしてみるのもおすすめです。
■筆記用具は「△」を作って持つ
まずは、筆記用具の持ち方にもポイントがあります。
親指・人差し指・中指の3本の指で「△」を作るように
筆記用具を囲むのがポイント。
均質な力加減を心がけてみてくださいね。
■ぶれないように手首を固定
机には手首をしっかりと固定させましょう。
てのひらの内側の側面を固定するだけでも、
手指の動かし方がかなりスムーズになります。
■文字は等間隔でバランスよく
また、先生の著書『青山浩之 美文字の鉄則』によると、
たとえば、線と線の間にできる隙間に注意を向けるだけでも
ずいぶん違うよう。
たとえば「心」という文字の場合、それぞれ等間隔となるよう
心がけるだけでも、バランスがよくなります。
2.クセ字を直すコツ2選
■書き順を正しく覚えましょう
書き順をきちんと分かっていないことも、
汚文字に繋がってしまいます。
書き順というのは、その文字をもっともバランスよく、
美しく書き出すために考えられたものです。
ですから、自己流にアレンジせず、きちんと覚えてみても良いかもしれません。
大人になると書き順の書いてある問題集なんて家にはないでしょう。
ですが、今はiPhoneアプリなどでも書き順を教えてくれる
美文字アプリなどがありますから、利用してみるのも良いでしょう。
■パソコンなどで文字を印刷して真似してみる
教材を買うお金がもったいない、という方におすすめなのが、
パソコンなどでキレイに書きたい字を印刷して真似をするというものです。
実際に昔何かの本で読んで試してみたことがあるのですが、
かなりバランスはよくなりました。
ですが、注意点が1点あります。
たとえば「さ」というひらがななどがそうなのですが、
実際の書き文字とパソコン等で表示される文字が異なるケースもあります。
「さ」の場合、書き文字としては2画目と3画目を繋げないですよね。
この点にだけ注意すれば、結構効果を得られると思いますよ。
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